みなさんこんにちは。minisatoと申します。
今回はLittle Glee Monster(リトグリ)の楽曲である『Go For It』をご紹介します！
『Go For It』は2023年11月22日発売のリトグリ22枚目のシングル『UP TO ME!』に収録されている曲であり、2022年にミカ、結海、miyouが加入して以来初めてのLittle Glee Monsterが作詞した楽曲になります。
YouTubeでは配信されていないため、気軽に聴けないと思われるかもしれませんが、この記事を読み聴いてみたい！と思われた方は是非ストリーミングサービスまたは購入、ダウンロードして聴いてみてください！
PR
 |
【CD】Little Glee Monster ／ UP TO ME!(通常盤) 価格:1320円 |
本記事の見方
本記事では歌詞を1〜13にブロック分けし、メロディラインごとにA〜Fの6つのグループを作ってみました！例えば、1と6はどちらもAなのでメロディラインは同じになります！
また、それぞれのブロックを歌うメンバーも記載しています！歌詞を考察してみた結果、リトグリ作詞の楽曲ということもあり、誰がどのパートを歌うか？にも意味があるように思えますのでご注目ください！
(例) 3(C) かれん
→曲全体の3ブロック目、メロディラインはCでかれんが歌っているという意味になります。
『Go For It』歌詞解釈と歌うメンバー
先程ご紹介した通り、『Go For It』はLittle Glee Monsterの楽曲であり、作詞、作曲、編曲は下記の通りです。
| 『Go For It』 Little Glee Monster
作詞：Little Glee Monster 作曲：tee tea 編曲：SHINTA |
それでは早速、歌詞を見ていきましょう！
1(A) ミカ
新しい 靴履いて 弾む胸
だって今日も とびきりのLife
鳴らすよ合図 飛び出そう
『Go For It』歌詞より抜粋
歌詞の通り、今にも身体を弾ませたくなるような軽快なリズムから始まり、ミカが冒頭を歌い出します！ミカのボーカルも、わくわくが止まらない！という気持ちが伝わってくる歌声です。
2(B) MAYU→結海→MAYU
わくわくして眠れなかったよ
踏み出す足にほら力込めて さあ
高鳴る 心躍り出して 止められなくて
『Go For It』歌詞より抜粋
続いてMAYUと結海が歌い繋ぎます。歌詞を見てみるとこの曲調と冒頭のミカのボーカルから想像される通り、今日という素晴らしい日を楽しみにわくわくしながら出発！という内容ですね！
3(C) かれん
何気ない日々も雨の日もWill Be Alright
スペシャルな日にできるよ My Way
『Go For It』歌詞より抜粋
Will Be Alrightは「大丈夫」、My Wayは「我が道」といった意味合いです。
この二文から、今日何か特別なイベントがあるというわけではなく、何気ない一日なのではないか？と推測されます。
特別なイベントごとなどなくても、自分の意思によって特別な日にできるという考え方は生きていく上で大切な考え方の一つに思えます。
4(D) アサヒ
ゴールなんて誰が決めた Hurry Hurry Up
僕の行くべき道
思うまま 走っていく 燃えるカラダ
『Go For It』歌詞より抜粋
Hurry Upは「急ぐ」といった意味合いです。
自分で自分の進むべき道(ゴール)を決めて突っ走ろう！という内容ですね。
“カラダ“がカタカナ表記なのが気になるところです。「体」の他に理由を示す「からだ」という意味も含まれているのではないか？と考えています。
これを踏まえると自分でゴールを決め、体の内からエネルギーが湧き上がってきたから、この道を急いで走るんだ！といった意味になるでしょうか。
5(D) miyou
踊るMy Heart 揺れながらHurry Hurry Up
僕を連れてく道
まだ知らない 世界がきっと 待ってるよ
『Go For It』歌詞より抜粋
My Heartは「心」ですね。
心の思うまま進んでいくという意味合いを出すため、(心が)僕を連れていくという表現を選んだのではないかと思われます。
考えるより感じて行動すると新しい世界が開けるという明るいイメージが湧いてきますね！
“まだ知らない”は言い換えると「未知(みち)」ですね。「道」と掛けられているのかもしれません！あえで”まだ知らない”という表現にしたのだとしたらオシャレですね！
6(A) 結海
形のない 僕の未来 期待しよう
いつのまにか 汚れた靴
強くなった 証だよ
『Go For It』歌詞より抜粋
冒頭と同じメロディ(A)で結海が歌います。ここでは”いつのまにか”という言葉が使われており、脇目も振らず真っ直ぐ前に進んでいる様子が表現されていますね！
7(C) ミカ
変わりゆく日々も風景も
俯く暇はないよ ただGo On My Way
『Go For It』歌詞より抜粋
続いてこちらも新メンバーのミカが歌い継ぎます。環境が変わってもひたすら我が道を進もう！という内容の歌詞ですね。
8(D) かれん〜9(D) アサヒ
全てがもう 上手くいくHurry Hurry Up
僕の行くべき道
跳ね上げた 鼓動がほら 燃やすカラダ
たぎるMy Heart 弾ませてHurry Hurry Up
僕を連れてく道
始めよう 未来はきっと 煌めくよ
『Go For It』歌詞より抜粋
メロディは4〜5と同様、歌詞も似た構成ですね。4〜5では”燃えるカラダ”でしたがここでは”燃やすカラダ”となっていることで能動的に動いているイメージが沸き、ゴールを決めて走り出し、軌道に乗ってきている情景が浮かびます。マラソンでいうランナーズハイのような状態でしょうか！
10(E) MAYU→miyou
雨降ったって風強くたって
今日もここにいるから
何度でも立ち上がる 僕を待つ明日へ
『Go For It』歌詞より抜粋
雨や風は困難、逆境の比喩表現と想像されます。たくさんの困難があっても、必ず明日が来る。目指すゴールに向かい立ち上がろう！という前向きなメッセージですね。
11(D) 結海〜12(D) ミカ
ゴールなんて誰が決めたHurry Hurry Up
僕の行くべき道
思うまま 走っていく 燃えるカラダ
踊るMy Heart 揺れながらHurry Hurry Up
僕を連れてく道
まだ知らない 世界がきっと 待ってるよ
『Go For It』歌詞より抜粋
4〜5の繰り返しです。全く同じフレーズの繰り返しはこの歌詞のみですので、一番伝えたいメッセージが込められているのではないか？と推測されます！
ゴールを自分で決めて心の思うままに突っ走れば、これまで知らなかった世界に踏み込めるよ！という前向きで背中を押してくれるような歌詞ですね！
13(F) miyou
I’m On My Way
I’m On My Way
『Go For It』歌詞より抜粋
後奏のようなイメージでmiyouが歌います。8〜9の歌詞解説にも書いた通り、既に軌道に乗ってきた！という意味に捉えられますね。
曲全体を通した解釈まとめ
曲全体を通しよく出てくるキーワードとしては「心、My Heart、弾む、跳ねる、高鳴る、燃える」などのワクワクする気持ちや情熱を表現する言葉、「道、My Way、Hurry up、走る 」などのこれから歩んでいく道を進んで行こう！という意味を表す言葉、「雨、風、汚れた靴」という困難を表す言葉、「明日、まだ知らない世界、未来」というこれからの人生を表す言葉などが挙げられますね。
すごくシンプルにまとめると、「自分の心に従い突き進めば困難も気づけば乗り越えて素晴らしい未来にたどり着けるよ！」といったメッセージになりますね！
リトグリ目線で歌詞を見直すとどうなる！？
さて、ここまでは歌詞をそのままの意味で捉え、心に従い突き進んでみよう！というリスナーを応援するような歌詞であることがわかりました！
ここからはリトグリ目線で歌詞を見ていきたいと思います。冒頭にも説明した通り、『Go For It』は新生リトグリにとっては初の作詞曲となっていることから新メンバーであるミカ、結海、miyouと初期メンバーであるかれん、MAYU、アサヒそれぞれの立場でここまで活動してきた想いをこの曲に込めているのではないか？と想像しています！
私の妄想も多々含まれているかもしれませんが、一つの解釈としてご一読頂けますと嬉しく思います！
1はミカが歌っており、”新しい靴”という言葉からもリトグリへの加入が決まった時の高揚感を表現しているように思えます。
2は初期メンバーであるMAYUと新メンバーである結海が交互に歌っていることから、どちらの立場も新生リトグリを楽しみにしている様子を表現しているのではないでしょうか。
3〜4は新生リトグリとして6人が揃ったことで、これからどんなことがあっても目標に向かい力を合わせて特別をたくさん作っていこう！という意気込みが感じられます。リトグリの中で最もポジティブと言われているかれんが3を歌っているのがまた良いですね！
5は2022年に芹奈、manakaがリトグリを卒業し、苦悩の日々だった中、それでもリトグリを続けたい！と心から感じた3人が新メンバー募集を決意し、3人の新メンバーを迎え新たな幕開けとなったことが背景にあるのではないでしょうか？
“まだ知らない世界がきっと待ってるよ”のフレーズをリトグリに新たな風を吹かせてくれたmiyouが歌っているのも味わい深いですね！
6〜7は新メンバーである結海、ミカが歌うことで、普通の高校生からリトグリメンバー(プロ歌手)になりガラリと環境が変わる中、ここまで真っ直ぐ進んできたという光景が目に浮かびます！
このように新生リトグリが活動開始しましたが、当初は初期メンバー側も新メンバー側も期待もある一方で不安もたくさん抱えながら活動してきたと想像されます。
8〜9の歌詞からはそれでもここまで真っ直ぐ進み軌道に乗ってきたことでこのまま進める！という気持ちになれたという背景があるのではないでしょうか。初期メンバーのかれん、アサヒが歌っていることで新メンバーを労い、認め、これからも共に歩んでいこう！という意味も含まれているのではないか？と推測されます。
10はMAYUが歌っていることから雨、風とはリトグリの元メンバーである芹奈、manakaが休養、最終的に卒業となったことを暗示しているのではないか？と想像が膨らみます。残された3人(かれん、MAYU、アサヒ)にとっては辛い日々が続いたことでしょう。
しかし、困難に立ち向かい、自分たちのやりたいことを見つめ直した結果、新メンバーを迎え走り出す決意をしたと捉えられます。”僕を待つ明日”とはもしかするとガオラー(リトグリファン)が待っているという意味なのかもしれませんね！リトグリの再スタートのきっかけとなる新メンバーの一人、miyouが歌い継ぐところも素敵ですね！
11〜12は4〜5の歌詞の繰り返しとなっておりますが、4〜5は新生リトグリの幕開けを表しており，最後にもう一度歌う11〜12はこれからも新しいことに挑戦し続けます！というリトグリの決意表明になっているのではないかと感じられます。
私の勝手な解釈にはなりますが、リトグリ目線で考えてみると芹奈、manakaの卒業からミカ、結海、miyouの加入、さらにはこの先の未来への決意表明までをメッセージとして残しているのではないか？と捉えられました。
2024年10月19日、20日に予定されている10th Anniversary Liveのうち2日目のテーマは＜PROMISE＞であり、リトグリからファンへの忘れられない約束の日とするとの説明があります。『Go For It』はこのテーマに合う楽曲の一つなのではないかと感じており、ライブでも歌ってくれるのではないか？と期待しています！
10周年記念に関して詳しくは別記事にまとめていますので、こちらをご覧ください！
まとめ
本記事では、Little Glee Monsterの『Go For It』の歌詞解釈をしてみましたが、いかがだったでしょうか。
私としては初めての歌詞解釈記事であり、手探りな部分も多く、見づらいところもあるかと思いますが、一つの解釈としてお楽しみいただけたら嬉しく思います！
最後まで読んで頂きありがとうございました！
コメント