みなさんこんにちは。minisatoと申します。
今回は新橋駅前のSL広場で行われる名人戦の大盤解説会についてご紹介していきます!
なんと、2025年の名人戦当日にサラリーマンの街として有名でTV取材などで目にするSL広場にプロ棋士の鈴木大介九段や藤森哲也五段が登場し、無料で大盤解説会が行われます!
- 新橋駅前での名人戦大盤解説会の歴史は?
- 2025年度に大盤解説会が行われる?
- プロ棋士でYouTuberの鈴木大介九段や藤森哲也五段が登場!?
大盤解説会は夕方18時頃から行われますので、新橋やその周辺で働くサラリーマン等で将棋ファンの方は必見です!
新橋駅前SL広場での大盤解説会の歴史
2025年度が始まり、将棋界では年度最初のタイトル戦として第83期名人戦が始まりました!近年、「観る将」が話題となり名人戦を楽しみにしていた将棋ファンも多いのではないでしょうか?
私もそのうちの1人であり、偶然、新橋駅前SL広場でプロ棋士による大盤解説会が行われるという情報を目にしました。
新橋といえばサラリーマンの街で、TVなどでもSL広場でサラリーマンに取材する様子などが映りますよね!
あの場所でプロ棋士による大盤解説会が行われるの?と驚き調査したところ、今年初めて行われるものではなく、かれこれ20年以上前から行われていた歴史あるイベントであることがわかりました!
私が調査できた範囲での最も古い大盤解説会の情報は2009年(第67期)のものでしたが、この時にすでに11年目との記載がありましたので、1999年(第57期)から行われていたことがわかります!1
新橋駅前SL広場での大盤解説会は長年に渡り(故)大内延介九段解説、藤森奈津子女流四段聞き手の体制で開催されてきたイベントであり、春に行われる名人戦と秋に行われる竜王戦の際に行われてきました!
大内延介九段が亡くなられた後は弟子である鈴木大介九段とその弟子の梶浦宏孝七段、藤森奈津子女流四段とその息子の藤森哲也五段らが大内延介九段から引き継ぎ現在(2025年)に至るまで開催しています!
(故)大内延介九段の将棋暦や弟子は?
大内延介九段は1941年10月2日生まれの元将棋のプロ棋士であり、現役時代に獲得したタイトルは棋王(1期)で、竜王戦、名人戦ともに最高クラス(それぞれ1組、A級)在籍経験もあります!
2010年4月20日(当時68歳)に現役引退、2017年6月23日(当時75歳)に永眠しました。
塚田泰明九段、飯田弘之七段、富岡英作九段、鈴木大介九段、田村康介七段、藤森奈津子女流四段を弟子として棋士、女流棋士に育て上げており師匠としての実績も素晴らしいですね!
亡くなられる約半年前の2016年11月8日に行われた第29期竜王戦第3局でも大盤解説会を開催していました!2
大内延介九段が亡くなられたのは2017年6月23日であり、同年秋に行われた第30期竜王戦から早速、弟子である鈴木大介九段らを中心に大盤解説会が開催されています!3
その後もコロナ禍を除き継続的に開催されていますが、コロナ以後、少なくとも2024年までは名人戦のみの開催のようです。近年の開催状況は次の表の通りです!
第77期名人戦(2019年) 第1局 | https://www.shogi.or.jp/amp/event/2019/04/771sl.html |
第32期竜王戦(2019年) 第4局 | https://www.shogi.or.jp/event/2019/11/324sl.html |
第81期名人戦(2023年) 第1,2,4局 | https://www.shogi.or.jp/amp/event/2023/04/81_1.html |
第82期名人戦(2024年) 第1,3局 | http://www.faro.co.jp/business/event/240410_meijin.html |
2025年の第83期名人戦でも行われる!?
鈴木大介九段の師匠の代から続いているとわかった新橋西口SL広場での大盤解説会ですが、2025年にも実施されるのでしょうか?
結論からお伝えすると、2025年(第83期名人戦)でも鈴木大介九段による大盤解説会が行われます!
2025年4月15日時点で公表されている情報では、第1局2日目の4月10日(水)に開催済み4、第2局2日目の4月30日(木)に開催されることがわかっています!また、第3局および第4局では開催されないこともわかっています。
第5局以降の開催については未定のようです。
最新情報は下記リンク(新橋商事株式会社)をご覧ください!
SL広場に登場の鈴木大介九段、藤森哲也五段はどんな人物?
大内延介九段の意思を継ぎ新橋駅前SL広場で大盤解説会を行っている鈴木大介九段や藤森哲也五段どのような人物なのでしょうか?
鈴木大介九段はプロ雀士との二刀流&YouTuber
鈴木大介九段は大内延介九段の弟子であり、1974年7月11日生まれ(50歳)で1994年から将棋のプロ棋士として活動しています。
また、2023年5月に日本プロ麻雀連盟にも入会しており、プロ棋士とプロ雀士の二刀流での活動中です。プロ雀士としてはMリーグで「BEAST X(ビースト テン)」のメンバーとして戦っています!
さらに、プロ棋士とプロ雀士の二刀流という貴重な立ち位置を活かしてYouTuberとして将棋や麻雀に関する動画の配信もしています!
YouTubeチャンネル「二刀流・鈴木大介【Dの流儀】」については別記事内でご紹介していますので気になる方はご覧ください!

藤森哲也五段は将棋プロ棋士のYouTuberとしてチャンネル登録者数1位!
藤森哲也五段は大内延介九段の弟子の塚田泰明九段の弟子であり、大内延介九段の弟子の藤森奈津子女流四段の息子でもあります。1987年5月9日生まれ(37歳)で2011年10月1日からプロ棋士として活動しています。
2020年にはYouTubeチャンネル「将棋放浪記【プロ棋士】」を開設し、将棋の対局アプリである「将棋ウォーズ」の実況動画を中心に将棋に関する動画をほぼ毎日更新しております。
2025年4月16日現在、チャンネル登録者数は20.8万人となっており、私の独自調査によるとプロ棋士によるYouTubeチャンネルとしてはチャンネル登録者数1位となっています!
本ブログでは「将棋放浪記【プロ棋士】」を含むやプロ棋士によるYouTubeの紹介記事や、プロ棋士によるYouTubeのチャンネル登録者数ランキングなどの記事も書いていますので、気になる方はこちらの記事も合わせてご覧ください!


鈴木大介九段、藤森哲也五段がYouTubeなどを通して将棋の普及活動に熱心なのは大内延介九段が始めた大盤解説会の影響もあるのかもしれませんね!
まとめ
本記事では新橋駅前SL広場で行われる大盤解説会についてご紹介しました!
- 新橋駅前SL広場での大盤解説会は大内延介九段開設、藤森奈津子女流四段の聞き手で行われていた。
- 1999年から25年以上続いている歴史あるイベントで、春の名人戦、秋の竜王戦の解説をしてきた(コロナ以後は名人戦のみ)
- 2017年に大内延介九段が永眠後、鈴木大介九段ら弟子が引き継いでいる
- 2025年の第83期名人戦では第1局2日目(4月10日)開催済み、第2局2日目(4月30日)開催予定
- 鈴木大介九段はプロ雀士との二刀流でYouTubeも開設
- 藤森哲也五段はプロ棋士YouTuberとしてチャンネル登録者数1位を誇る
ということがわかりましたね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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