みなさんこんにちは。minisatoと申します。
今回は将棋に関連し、2024年度の第37期竜王戦七番勝負にて藤井聡太竜王に挑戦している佐々木勇気八段についてご紹介していきます!
竜王戦挑戦者にもなっており将棋が強いのは明らかですが、普段の様子、素顔はどうなのか?についてもご紹介していきます!
佐々木勇気八段プロフィール
1994年8月5日生まれ(30歳)の埼玉県三郷市出身。石田和雄九段門下でプロ入りは2010年。順位戦は現在A級です。
棋戦はNHK杯1回(第73回-2023年度)と加古川青流戦1回(第3期-2013年)の2回優勝経験がありますが、タイトル戦挑戦は今回の第37期竜王戦が初となります。
将棋の経歴
奨励会加入前
幼稚園の頃から柏将棋センターに通っていて、当時から師匠である石田和雄九段と面識があったようです。三枚堂達也七段も幼少期から同じ将棋センターにいたようで、兄のように慕い切磋琢磨していたとことです。
奨励会時代
2004年9月、小学校4年生で奨励会入りを果たしています。4年生での入会は渡辺明九段などに並ぶ最低学年記録です。
その後、着々と昇級、昇段していき、2008年4月に中学2年生(13歳8ヶ月)にして三段に昇段しました。この記録は当時の最年少記録であり、学年単位では豊島将之九段に並ぶ最低学年記録となります。(現在は藤井聡太七冠が最年少記録更新)
プロ棋士入り後
2010年10月1日に高校1年生にして四段に昇段しており、プロ棋士通算で6番目の年少記録となります。
上述の通り、2013年には加古川青流戦にて優勝を果たしています。
また、2017年7月2日に行われた竜王戦決勝トーナメントにて、当時29連勝無敗であった藤井聡太に勝利し、初の黒星をつけたことは印象深いです。
一方、タイトル戦挑戦は意外にもこれまでに一度もなく、今回の第37期竜王戦が初挑戦となります!
2024年度の成績
10月5日時点で2024年度の成績は15勝2敗(勝率:0.8823)であり、レーティングは藤井聡太七冠、永瀬拓矢九段に次ぐ3位と絶好調です。
この勢いでの竜王戦挑戦となりますので、初のタイトル獲得の可能性も十分あるのではないでしょうか?
得意戦法や棋風
居飛車党で、プロ棋士入り当時の得意戦法は矢倉でした。
また、「横歩取り勇気流」という6八玉型の横歩取りの創案者としても知られ、2017年度には升田幸三賞を受賞していることから、この頃には横歩取りを指していたとわかります。
近年は先手番では角換わりを目指すことが多いようです。
棋風としてはプロ棋士入り直後は渋い将棋を好んでいたようですが、近年は攻め将棋で知られているようです。
佐々木勇気八段の素顔は?
バスケ部で活動
中学生の頃は陸上部、高校生の頃はバスケ部に所属しており、運動も好きなようです。
プロ棋士入り後、将棋連盟にもバスケ部を設立し、部長を務めています。
自ら部を立ち上げ、部長を務めているという事実から、かなりのバスケ好きであることと、行動力とリーダーシップを兼ね備えた人物なのだろうと推測できますね!
大食いで有名
交流のある棋士の話によると、食事の際はいつも大盛りで、焼肉屋に行くときも肉もご飯もかなりの量を食べるとのことで、大食いで知られているようです。
また、うどんを食べる際には餅をトッピングするのが好みとのことです。
現在行われている第37期竜王戦においても、第1局1日目に昼食とおやつをともに2種類頼んでおり、大食いであることを知らない方からすると驚きですが、交流の深い棋士から見ればいつも通りなのかもしれませんね。
第1局2日目の昼食にはビッグハンバーガーと力うどんを頼んでおり、2つ注文&ウワサ通りの餅入りのうどんとのことで話題性がありますね!
YouTubeにも登場!?
佐々木勇気八段の師匠である石田和雄九段はYouTubeチャンネル「石田九段一門将棋チャンネル」を開設しています。
石田和雄九段に近い存在であることから、本チャンネルの動画の中には佐々木勇気八段が登場するものもあります!
幼少期の話なども聞けますので、気になる方はチェックしてみてください!
本ブログではプロ棋士、女流棋士のYouTuberをランキング形式でご紹介しています。代表して石田九段一門将棋チャンネルが含まれる記事のリンクを貼っておきますので、気になる方は是非ご覧ください!
まとめ
今回はプロ棋士の佐々木勇気八段についてご紹介しました!
- 奨励会入会、三段昇段などの最年少記録を作るなど小学生、中学生の頃からの実力者
- プロ棋士入り後は一般棋戦で2回優勝
- タイトル戦挑戦は今回の第37期竜王戦が初で、初タイトルを狙う
- 居飛車党で、近年は角換わりを目指す
- バスケ好きや大食いでも知られている
- 師匠の石田和雄九段がYouTuberとしても活動している
ということがわかりましたね!
第37期竜王戦の対局が進みましたら、竜王戦に関する情報も追加していきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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